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手袋を買いに [絵本]

てぶくろを買いに


今回も電子書籍を紹介します。
読んだ事はなくても題名は聞いた事あると思います。作者は「でんでんむしのかなしみ」と同じ人です。


ある日、子ギツネの手がしもやけになってしまいます。お母さんギツネは人間の町で手袋を買ってやろうと思います。
しかし、昔、人間にひどい目に遭わされたお母さんギツネは、子ギツネに手袋を買いに行かせる事にします。そして、子ギツネの片手を魔法(?)で人間の手に変えて、人間はキツネだとわかると捕まえてしまうから、お店のドアが開いたら人間の手のほうを出すように、といいます。
ところが子ギツネは、お店に着いた時、誤ってキツネの手のほうを出してしまいます。お店の人は最初はびっくりするものの、お金が本物だとわかると、子ギツネに手袋を売ってくれます。
町で人間の優しい歌声などを聞いて、子ギツネは「人間はちっとも怖くないや」といいます。
そして、帰ってからお母さんギツネに町であった事を話します。「人間はいいものだ」と聞くと、お母さんギツネはあきれながら、「本当にそうかな・・・」って感じでした。

読んだ後、いろいろ考察してみました。
お母さんギツネは昔、人間にひどい目に遭わされたため、人間を恐れるようになりました。これは現実によくある事ですよね。例えば、昔さんざんいじめられたからもう誰も信じない、って感じに。
まぁ、子ギツネは運がよかったのか、お店の人がたまたま優しい人だったのかな?と思います。
キツネだったら人間に化けて町に行けばよかったんじゃないの?と思ったりもしました。片手だけ人間に変えてもね・・・。お店に行く途中で見つかる可能性だってあるんだし・・・。いや、待てよ。冬だし、ましてや夜だから誰も出歩かないかな?

お値段、196円なので、手に入りやすいですよ!

絵のない電子書籍↓もありますよ。

手袋を買いに

勿論、無料の電子書籍↓もあるよ!

手袋を買いに
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