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ほんとうのことをいってもいいの? [絵本]

今日はエイプリルフールです。この日だけはウソをついてもいいとされている日です。
今回はエイプリルフールにちなんで。ウソに関するお話を紹介します。



ほんとうのことをいってもいいの?








「ウソをついちゃいけないよ!」、「正直に生きる事が大事だよ」というお話は腐るほどありますが、この絵本の場合はちょっと違います。
主人公は表紙で不敵な笑みを浮かべる女の子。主人公はある日ママにウソをついてしまい悲しい思いをします。そして、「今度からは本当の事しかいわない」と誓います。しかし、正直に話す度に友だちや近所の人たちを怒らせてしまいます。そして、みんな主人公からどんどん離れて行ってしまいます。主人公はどうしてみんなが怒っているのか理解できません。
そして、主人公はある日、本当の事をいう意味を知ります。

「本当の事をいっていい時と悪い時がある」、「いい方が悪かったり、意地悪でいってしまうと人を傷つけてしまう」、「本当の事は優しい気持ち、思いやりがこもっていれば、受け入れやすくなる」、「本当の事をいえばいいってもんじゃない!」という事を教えてくれるお話です。
例えばいくら本当の事だからといって「アンタ鼻低いね」とか、「最近デブって来たね~」なんていわれたら腹が立ちますよね。
おそらく、これは誰しも1回ぐらいは経験した事があると思います。例えば、正論をいって誰かを傷つけてしまった、などなど。

ところで、この絵本、黒人らしき人たちが大勢出てきますが、このお話の舞台は黒人が多い地域なのでしょうかね・・・(主人公も黒人ですし)。
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