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ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました [ちょっと考えた事]

月末であり、新たな生活がはじまろうとしている年度末という訳で今回は桃太郎という昔話を基にちょっと考えてみました。

「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました」
これはある新聞広告のキャッチコピーです。桃太郎に登場する鬼の立場で考えられた言葉でしょうか。
確かに、桃太郎を強盗扱いする人も少なくないのですが(鬼ヶ島を襲撃して宝物まで奪って来るんですから!)、それも含めて深く考えていきたいと思います。
せっかくなのでウクライナ情勢の話も交えてお話します。

第二次世界大戦でいうと、「ボクのおとうさんは、ヒトラーというやつに殺されました」というのでしょうか。
あと、今のウクライナ人の視点でいえば「ボクのおとうさんは、プーチンというやつに殺されました」って感じでしょうか。

この新聞広告をもとに学校で道徳の授業が生まれました。


これに関してはいろんな意見があるそうで。
「家族がいると分かれば、村に帰ろうと思うはず」とか「戦争みたい」とか「暴力はダメだよ」。
あと、「鬼に農業を教えたら村を荒らしに来ない。鬼ケ島に農機具を持っていこう」、「いや、桃太郎は鬼を殺していない!懲らしめただけだ」、「勧善懲悪でいいんじゃない?」、「鬼が何をしたかにもよる」、「昔話を例えに出すのはどうかと・・・」、などなど。


また、こんな意見も。
「各視点から物語を見るのは視野も広くなりそう。ドラマとかも主人公変えたらいろんなストーリーできるもんね」
確かに、スピンオフ作品もありますよね。


勿論、私も自分なりに考えてみました。
家族がいるとすれば鬼も思い直して「こんなことしたら家族が悲しむ。だから村を襲うのはやめよう」と考える事はできなかったのか。それと、他の方々もいってますが「鬼が村を襲う理由は何だったのだろうか?」、「たとえ家族がいようと犯罪に手を染めたら(犯罪にもよるけど)死刑にするのは当然」だし・・・。
あとは、「鬼と話し合って解決はできなかったのか?」とか「風の谷のナウシカのように収まるのが理想だけどなかなかそうは行かないのが現実」。「話し合っても分かり合えない事もあるし、こっちがわかってあげても相手に通じない場合はどうなるんだろう・・・」とも考えました。だって今のロシアがまさにそうですよね。


こういったものを見る度に、正義とは何か?、と考えさせられますね。

因みにこんな番組↓もあるそうで。
https://www.nhk.or.jp/school/sougou/houtei/
みんなが知っている昔話をただの勧善懲悪では終わらせないという感じでしょうか。勿論、桃太郎の話もあります。
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don

こんばんは~
ロシアの戦争はどうなるんでしょうね。
ウクライナの人は、ロシアを生涯うらみ続けると思います。

by don (2022-04-02 19:55) 

のべる・K

>donさん

ウクライナは今月一杯も戦争だと思います。
おそらくウクライナ側はロシアをしばらく悪くいうかもしれません。
by のべる・K (2022-04-06 10:29) 

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