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名作絵画で見る幻想怪物 [伝説]

久しぶりの更新のような気がします。ハロウィンが近づいてまいりましたね。
なので、またモンスターの話をします。あと、芸術の秋でもありますからせっかくなので、名画を楽しみながらオカルトチックな話をしたいと思います。

名作絵画で見る幻想怪物(ファンタジーモンスター)たち



ラファエロやミケランジェロなど有名な画家が描いた様々なモンスター(怪物)が出ています。ドラゴンや魔女は勿論、悪魔、天使などいろんなモンスターが次々と登場します。
勿論、ムンクが描いた吸血鬼も出ています。
怪物にまつわる言伝えだけではなく、この絵が描かれ経緯なども出ています。伝説だけではなく、芸術の勉強もできます。

あと日本の浮世絵にも怪物が描かれている事もあります。

あまり馴染みのない怪物も幾つか出ています。

ここに出ている伝説をまた私なりに解釈してみました。
スラブ民話の魔女バーバ・ヤーガは山姥のロシアバージョンではないかと思います。
あと、今やファンタジーに欠かせないエルフですが、本書では虫と人間のミックスような姿で描かれています。なんていうか・・・、時代とともにイメージが変えられて行って、今みたいな尖った耳を持ったカッコいい姿で描かれるようになったと思われます。あと、エルフは限りなく人間に近い妖精、と私は解釈しております。

世界の怪物の本? [伝説]

ハロウィンですからね。オカルトやお化けについて語って行きたいですね(笑)。

決定版 世界の幻獣 狩猟FILE



今時このような本は珍しくないのですが、伝説に登場するドラゴンや怪物、魔物や妖精などがイラスト付きで詳しく紹介されています。

ゲームに登場する、ゾンビやミイラ、吸血鬼、エルフ、ゴーレムは勿論、あまり聞いた事のないのまでいろいろ出ています。ハロウィンでお馴染みのジャック・オ・ランタンも出ています。
その他にも、ドラゴンクエストの妖精のブラウニー、モンスターハンターに登場する麒麟も出ています。

怪物たちの系統や住処などわかりやすく出ているので、ファンタジーの物語を書く時に、とても役に立つと思います。怪物は凶暴なのが多いのですが、中には人間が怒らせさえしなければおとなしい怪物もいます
勿論、神様に使えるいい怪獣もいます。
イタズラものの妖精はなんだか憎めないですね(笑)。


この本に出ている怪物を幾つか私なりに考察してみました。
例えば、ドラゴンですが、東洋のドラゴンは「龍」と書き、西洋のドラゴンは「竜」と書くみたいですね。もし間違っていたらごめんなさい。

尻尾が2本ある猫又や9本の尻尾を持つキツネ、8本足のウマなどは奇形でそうなってるだけじゃないの?と思うのです。

ネコの姿をした妖精ケットシーは本書を読んではじめて知りました。もしかすると、モンスターハンターのアイルーとメラルーのモデルかな?
それと、ワーキャット、いわゆるネコ人間みたいな怪物ですね。ゲーム、二ノ国のネコ人はワーキャットではないかと私は考えております。

最後は索引とイラストを描いた人たちの名前も出ています。

吸血鬼伝説 [伝説]


吸血鬼伝説 (「知の再発見」双書)

吸血鬼伝説 (「知の再発見」双書)

  • 作者: ジャン マリニー
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1994/06
  • メディア: 単行本




吸血鬼のすべてが書かれてある一冊です。
ブラム・ストーカーの小説は勿論、ブラド・ツェペシュ4世など吸血鬼のモデルになった人物たち、吸血鬼の映画など、いろいろ出ています。
そして、吸血鬼の伝説はどのようにして生まれたのか、実に詳しく書かれています。
特に、ゲーム「悪魔城ドラキュラ」シリーズをプレイした事のある方なら思わずうなってしまうと思います。
ちなみに、ムンクの描いた吸血鬼の絵も出てますよ(笑)。
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