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北方ジャーナル10月号 [社会]

北方ジャーナル2015年10月号

今回は北海道の雑誌を紹介しますね。北海道のニュースなどがのっている雑誌です。

雑誌は普段のせないのですが、興味深い事が書いてあったのでその事についてお話します。
46ページと32ページに、今問題になっているひきこもりについて書いてあります。
「ひきこもり」というのは、何らかの理由で何年間も自分の家に閉じこもる状態の事をいいます。なぜそうなるのか、は人によってそれぞれですが、ほぼ共通している事といえば、誰かに意地悪されたり、失敗したりと、何かイヤな事があったって感じですね。
難しい話なので、詳しくは書けませんが、親が亡くなった後はどうするか、第三者の助けは必要か、という感じですね。
32ページにいったっては、あげくの果てには父親を殺してしまった、という事が書いてあります。

立ち直るきっかけができればよいのですが、そううまくはいかないですね。
カウンセリングを受ける必要があるとは思いますが、本人がOKするかどうかですね。
取り返しのつかない事が起きる前に、何かする必要があります。

私はひきこもっているいる人にこそ、本を読んでほしいと思うのです。本には昔の人の知恵がいっぱい詰まっています。そこから、どう生きればいいのか、答えはなくても、何らかのヒントはあるはずです。
今は電子書籍やネットのお店があるので、ひきこもったままでも、本は買えるはずです。

これで完璧?ストーカー撃退法! [社会]

おとといのテレビ番組ではネットストーカーについてやっていました。今回もストーカーについてお話しします。





ストーカーを追い返す知恵や知識が書いてある本です。

その他にも、そもそもストーカーとは何か、ストーカー行為に走る原因、どこまでやったらストーカーになるのか、ストーカーの様々なタイプなどが出ています。読んでみたらこの前紹介した本と同じような内容ですが、大きな違いは、どのようなタイプがストーカーの狙われやすいのかが詳しく出ているというところですね。

確かに、ストーカーにもいろんなタイプがあるのですが、被害を受けやすい側にもそれなりのタイプがあるんですよ。

①母性的であること(人を受け入れることができる)
②同情や教官しやすい
③責任感が強く、面倒を見たり尽くしたりする。
④罪の意識をもちやすい。人を許そうとする。
⑤自己犠牲が得意で、我慢強い。

だそうです。その他にも仕事をテキパキとこなす、や、基本的に真面目、協調性があるなど。

(本書からの引用)
もしあなたが、このようなタイプの女性なら、被害と行かなくとも、過去にストーカー的行為を受けたことがあるのではないのでしょうか。
と書いてあります。恥ずかしながら私も①~⑤までのタイプの中で、幾つか当てはまる事があります。

それから著者は、
私が思うに、母性が強く、菩薩的要素を、もった人は被害を受けやすいのではないかということです。(中略)相手をあるがままに受け入れ、愛そうとするので、相手を恐いと思っても「NO」という事ができません。この拒絶できずに受け入れ用としてしまう健気さがストーカー被害をまねいてしまうといえるでしょう。
と語っています。

また、
人は皆、自分を変えることはできても人をかえることはできないのです。そのため「この人をかえよう」などと思ってはいけないのです。しかし被害を受けやすい人は、意識、無意識にかかわらず、そう思ってしまうことがあるようです。
と書いてあります。
確かにその通りですが、それはストーカー側にも同じ事がいえるのではないのでしょうか。例えば、「相手を何としてでも振り向かせてやる」「いつか自分の事を『好き』といわせて見せる」という感じで相手を変えようとしていると思われます。つまりお互いに、「この人を変えよう」と思っているケースが少なからずあるのではないかという事です。

さらに、こう書いてあります。
現実的で堅実で浮世離れをした部分がある。大人でありながら少女のような感性をもある。そんなアンバランスな要素から性格的もろさが垣間見えるのでしょう。そんな弱点をストーカーはなぜか見抜く事ができるのです。
ストーカーにとっては、受け入れてくれて、かつ、いじめ甲斐のある女性である事が重要なのです。
と。って事はストーカーだって弱い者いじめしてるって事じゃん[がく~(落胆した顔)]

それから、(つきまとい、など)ストーカーの手口、ストーカー規制法について、告訴状の書き方なども出ています。
で、ストーカーの多くは元恋人(または元配偶者)だそうです。つまり、何らかの形で別れてもそれを認めたくない人たちなんです。要は相手が自分の思いどおりに動かないと気が済まないのです
ストーカーは相手に対して母親のような愛情を求めているそうです。それゆえに、恋人に見放される事を極度に恐れるそうです。つまりこういう事です。
また本書からの引用です。
「母親なら何をしても受け入れてくれる」という固定観念から、相手にひどいことをしても最後は受け入れてもらえる、という幻想を抱いているのです。
ストーカーは相手の気持ちを考えずに、自分の欲求のみで他者との関係を築こうとします。しかしそれがうまく行かず、関係を続けることがむずかしくなったとき、ストーカー行為は、相手との別れを拒む悪あがきともいえる行為なのです

勿論、まったく面識のない人からストーカー行為を受けるケースもあります。この場合は、その人がたまたま昔の恋人に似ていたから、などが主な理由だそうです。

そして、なんともうれしい事に[わーい(嬉しい顔)]、ストーカー別の対処法も出ています。
例えば、ストーカーが元恋人(元夫)の場合はこうすべきだとか、ストーカーが教師の場合はこうしよう、って感じで。勿論、ネットストーカーの対処法も出ています。


ストーカーに多いタイプは以下の3つだそうです。

まずは妄想系ですね。
事実を知っても認めようとはせず、自分の勝ってな思い込みで、相手も自分に好意があると信じてしまうタイプだそうです。なので、いくら相手が否定しても自分の都合のいいように解釈してしまいます。でも、それ以外の部分では至って普通で、ストーカーには見えないそうです。
メールなどで頻繁に連絡をしてきたり、新しい情報に敏感だったり、よく人にカマをかけるのも、このタイプだそうです。

次は自己愛系です。
これは自分だけを愛するナルシスト(うぬぼれ)だそうです。愛情ではなく、自分を認めてほしいがゆえに相手と付き合っている事が多いそうです。賞賛されるのが好きで、自分が否定されると相手に憎悪を抱くタイプです。「こんなにいいオレを認めないお前が悪い」って感じで。要はわがままですね(苦笑)。
ブランド好きだったり、自分以外の人間を褒める事を嫌うのもこのタイプです。

最後はボーダーライン系です。
これは境界性人格障害ですね。簡単にいえば精神病みたいな感じですかね。感情的に不安定でかなり危ないタイプだそうです。
人間関係が長続きしなかったり、ゆえに友達が少なかったり、職場をやたら変えたりするのもこのタイプです。

本書には書いていませんが、妄想系と自己愛系、妄想系とボーダーライン型、自己愛系とボーダーライン系の複合型も存在すると私は考えております。

ストーカーの被害に遭われた方や、将来は警察、または犯罪心理学者になりたい方におススメです。
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ストーカーの撃退マニュアル [社会]





ストーカー規制法をはじめ、ストーカーに関する知識、そもそもストーカーとは何か、役に立つ護身グッズなど、ストーカーから身を守る知識などがたくさん出ています。随所には、ストーカーの手口が漫画やイラストで紹介されています。ユーモアいっぱいの漫画がストーカーの恐怖を半減させてくれているような感じです。

ストーカーにもいろんなタイプがあるんですよ。
まず1つは、相手が他の人と接する事が許せない嫉妬深い奴。これはもっとも危険なタイプだと思います。
2つ目は、「キミなしじゃ生きられない」というタイプです。これは精神的に安定したいがゆえに、自分を認めてくれた人、癒してくれる人に依存してしまうそうです。要は誰かに甘えたいという欲求ですね。このタイプは外の世界では何もできないクセに、恋人の前では自分の思いどおりにふるまう事ができるそうです。そして、自分の恋人だけを支配できるのもこのタイプの特徴だそうです。
3つ目は、異常な執着心の持ち主ですね。簡単にいえば、自分が一度決めた相手は絶対に自分のモノにしないと気が済まない、というタイプですかね。
4つ目は、運命の赤い糸を信じているタイプだそうです。読んでみると、童話「シンデレラ」のような展開を期待している感じだと思われます。
そして、5つ目はナルシスト型です。読んで字の如く、うぬぼれというか、「自分はこんなに素晴らしいのだから、相手は絶対に自分を好きになってくれる」と思い込んでいるタイプだそうです。自分優先で相手の気持ちも考えずにただただ攻めまくるそうです。
あと、本書には書いていませんが、1と2の複合型、あるいは3と4、2と5などの複合型も何通りか存在すると私は考えております。

そして、意外な事にストーカーの定義はないそうです。ストーカーであるか否かは、あくまでも被害者の受け取り方だそうです。

私がもっとも興味を持ったのが、52Pからのストーカーの心理についてです。これがまた面白いほどよくわかるんですよ(笑)。

燃えるような恋をして夢中になった事のある人なら、そのときの夢うつつの気持ちを思い出してみよう。まるで魔法にかけられたように違う自分になっていたことをおもいだせるじゃないだろうか?見るもの聞くものすべてが恋しい相手を連想させ、興味がその相手だけに集約されてしまう。ストーカーとはこういった強烈な恋愛感情をひとりの人間に抱き、その想いを成就させようと必死になった悲しい人間のなれの果てなのだ。
と書いてあります。そしてまた実に興味深い事が書いてあります。

ありのままに相手を見ている人はなかなかいないだろう。相手個人ではなく、自分が作り上げた理想像の相手や、自分とステキな恋愛をしているイメージに恋をしている人は多いはず。多かれ少なかれ、誰にでもこういった、恋に恋するという経験はあるもの。
と。要は相手の事をよく知らないで(知ろうとしないで)、その人を自分の都合のいいように理想化してしまうんですね。まさに、漫画「華なりと」の主人公状態ですね(笑)。そしてさらにこう書かれてあります。

しかしストーカーはこれが行きすぎて、妄想の域に入ってしまった厄介な代物なのだ。とくに、毎日ハリのない虚しい生活を送っている人ほど、相手が自分に与えてくれそうな未来に期待しすぎてしまう傾向がある。恋愛ドラマを頭の中でどんどん膨らませるうちに、現実と妄想の世界がごっちゃになってしまうのだ。
そしてそのうち、恋する相手が自分の存在理由そのものに思えてしまい、どんなことをしてでもその人を手に入れたいと願う。いくら断られても、簡単にあきらめるはずがない。だって相手は自分の存在理由そのものなのだから・・・・・・。
ここまで読むと背筋がちょっと寒くなりました。勿論、元恋人(または、元夫)がストーカーになるケースも少なくありません。しかも悲しい事に、「自分はストーカーだ」という自覚がない場合もあるそうです。
またストーカー的特徴のひとつは、自分という核がないそうです。つまり、太い柱となるとなる自分自身がないのです。それゆえにひとりでは精神的な安定が得られず、他人に依存してしまうのです。愛する相手が一緒にいる事によってはじめて自分が完全な存在になれたと感じるそうです。


ストーカーはリアルな世界だけではなく、ネットの中にも潜んでいます。

76~78Pに出ている、自分のストーカー度を判定するテストはやってみる価値アリです。

本書も絶版になっているんですが、結構使える一冊だと思います。このご時世必要なのはこのような本だと思うので、新たに再版してほしいです。

私はストーカー行為をしている輩に、スナフキン(懐かしいな)の「あんまり誰かを崇拝すると自分の自由を失うよ」という言葉を伝えたいです。

ストーカーの被害に遭っている(もしくは遭われた)方は勿論、将来犯罪心理学者になりたい方にもおススメです。
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孤立死 [社会]





孤立生活者とその死を考えて行く一冊です。なになに?「孤立死?オレには関係ない」ですって?そんなあなたへ。これは決して他人事ではありませんよ。
「はじめに」というところを読んでわかるのですが、縁とはチャンスであり、いかに大切なものであるかがわかります。無縁社会ではなく、無援社会と表現しているところもあります。16Pからは結婚を控えたカップル、コウジくんとリツコさん(「孤立」から取った名前なのかな?)が孤立死について語ります。

それから、孤立死の実態を紹介した漫画(勿論、フィクションです)がはじまります。
そして、漫画が終わったあと再び、コウジくんとリツコさんの会話がしばらく続きます。

第2章からは、孤立死について本格的に考えて行くって感じですね。
で、そもそも孤立死とは、社会から孤立した状態で過ごしている人が自宅で亡くなる事を意味するそうです。つまり、孤立していない人が息を引き取った時、偶然、誰にも看取ってもらえなかった場合は、孤立死のうちには入らないそうです。
読んで、人が孤立する原因は一つだけではなく、いろいろ重なってそうなって行くんだな、とつくづく感じました。

孤立死する人間の共通点が102Pに出ています。まずは自分の部屋の掃除をあまりしていない、など。これは、あくまでも私の推測ですが、さらなる共通点は、お金がないという事だと思います。そうなんです、お金がないとどんどん孤立して行くんです。誰かと付き合うにしてもお金がかかります。たとえお煎餅1枚ごちそうするにしても、お金を使います。掃除をしていないため人も呼べない。その上お金がないためおごる事も出来ない、って感じですね。そうしているうちに、だんだんみんなから忘れ去られて行くんですね。
読む度に、マザーテレサの「愛の反対は憎しみではなく、無関心です」という言葉を思い出します。

さらに著者は孤立しないためには、このような人間であってほしいといっています。

人から話しかけられる人間であること。
人に声をかけることができる人間であること。
人の歩調に合わせることができる人間であること。
人に経験上のアドバイスできる人間であること。
人が一緒にいるとホッとできる人間であること。
人が困ったときに思い出してもらえる人間であること。
人に安心できる笑顔を提供できる人間であること。
人からあてにされ頼りにされるような人間であること。

と。
本書にも書いてありますが人間関係って実に煩わしいものです。しかしながら、私たちの生活を豊かにしてくれるのもまた、人間関係なのです。
そして興味深い事に、パソコンが普及したせいか、最近は若い人の孤立死も増えているそうです。
いうまでもありませんが、孤立生活者とは、ネガティブな生き方からなかなか抜け出せないそうです。

それから、住民が孤立死した時の、大家さんへのアドバイスもあります。

204~206Pに出て来る孤立度危険チェック表は、本書を手に取る機会があったら、ぜひやってみてください。

これから先の事が心配な方や、親が一人で住んでいるという方は一度読んでみてはいかがでしょうか。あと、アパートの大家さんにもおススメです。
私も自分がこうならないためには何をすればよいのか知りたいと思い買いました。

ここからは、漫画の一部を紹介します。
見たい方は「続きを読む」をクリックしてください。

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ストーカー完全対策ファイル [社会]




ストーカーにから身を守る方法は勿論、ストーカーの心理なのが詳しく出ています。読んでみると、ストーカーはやはり昔から(まぁ、昔はストーカーという言葉はなかったと思いますが)いたんですね。
実際にストーカーの被害に遭われた方々や、加害者たちのインタビューもあります。何と、ストーカーされた芸能人の話もあります。
ストーカーはどのようにして相手を追跡するのか、相手の家から出るゴミからどのようにして私生活を知るのか、などが出ています。
私立探偵にの話によりますと、「ストーカーかな?と思われるようなお客様からの依頼もたまにあります」とか(115ページ参照)。

中でも、専門家が語る『ストーカーの定義』はとても興味深いです。まず、ストーカーは空想が多くて、妄想性が強いそうです。私がもっとも興味を持ったのが、専門家がいう
「ストーカーに走るタイプ(とくに男性)はオタク族っぽいところがあるから、新しい情報にはものすごく敏感だと思う。そして元々、母親や女性に対するコンプレックスが相当根強いんでしょうね。つまり母親からの愛情を求めて、女性を理想化したうえで追い求めるタイプだと思うんですよ。このように母性的なものを求め、すぐに女性を支配管理したがる男に対し、女性は献身的な愛情でもって、治療者的な役割を求められるわけだから大変。(中略)母親に対する恨みつらみを話すようなタイプは気をつけたほうがいいでしょうね」
というところです。要は女性に対して母親のような愛情を求めてしまうって事ですよね。大雑把にいってしまえば、女性に甘えたいという欲求だと私は推測しております。
それと、疑い深い人やあなたに嫌われる事を極度に恐れるタイプも要注意だそうです。
あとは、相手を傷つけないように、遠回しに言葉を選びながら断る方法はストーカーに期待を持たせてかえって助長させるだけだそうです。

その他にも、護身グッズ(170ページ参照)や探偵や夜逃げ屋、弁護士のアドバイスもあります。アメリカのストーカー対策事情や、最後には相談窓口も出ています。
そうそう、忘れるとこでした。彼・彼女のストーカー度判断テスト(66~67ページ)や、ストーカーが出て来る物語の紹介もあります。彼・彼女のストーカー度判断テストはやってみる価値ありですよ。

需要なところは太字で書いてあります。

なので、自分の身を守るためには絶対に読むべきですね。といいたいとこですが、今は絶版になっているそうなので、ほしい方はアマゾンなどを探してください。
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