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バレエの雑学 [音楽]




バレエを観るのが好きなので、読んでみました。

バレエの本は数多くあるものの、これはちょっとユニークな一冊です。
バレエに関する疑問、バレエダンサーの仕事について、チャイコフスキーなど作曲家のエピソードなど、バレエのちょっとした知識がたくさん出ています。
勿論、バレエの歴史、世界のバレエ団や各国のバレエの教育法についても出ています。
また、白鳥の湖などのバレエ曲についても深く調べられています。

中でも、私がもっとも興味を持ったのが、14Pの空中で止まった(ように見える)バレエダンサーの話です。これはかなり昔の事なので、今では確かめる事はできませんが、今でもそのダンサーの伝説は語り継がれています。
そして、最初に出ている、「そもそもどうして、白タイツを履くの?」という質問の答えは実に面白いです。これには、思っていた以上に深い理由があったんですよ。

第2章からはバレエダンサーについて詳しく書かれています。
ここでは、バレエ学校に入る条件からはじまります。もっとバレエ学校について書きたいのですが、それは別の機会にします。
ダンサーの給料は安く、苦労するのに割に合わないそうです。そう考えると、自分の事のようにちょっぴり切なくなります[もうやだ~(悲しい顔)]。でもそれは、逆にいえば、私は幸せって事です[わーい(嬉しい顔)]

おっと忘れるとこでした。バレエダンサーには階級があるんですよ。
例えば、パリ・オペラ座では、コール・ド・バレエからはじまり、カドリーユ、コリフェ、スジェ、プルミエダンスール、そして、最上級がエトワールだそうです。エトワールは主役以外踊らないそうです。何か相撲の格付けみたいですね(笑)。という事は、エトワールは横綱みたいな感じかな?

その他にも、バレエ用語も幾つか出ています。
144~149Pまでの、イラストで見るバレエ、もなかなか面白いです。

バレエのマニアには勿論、単純にバレエが好きなだけ、という方にもおススメです。
これを読めば明日からバレエの見方が変わるかも・・・!
と、いいたいとこですが、今は入手困難みたいです。
私なんかは本書をネットで注文して、それから商品がないという事でお金が(ギフト券で)返って来ちゃいました(笑)。そして2回目にようやく手に入りました(笑)。
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