SSブログ

サンタの友だちバージニア [実話、エッセイ]

【楽天ブックスならいつでも送料無料】サンタの友だちバージニア [ 村上ゆみ子 ]



心が温まる事がたくさん書いてあるので、読んでみました。

今から100年ほど前、ある女の子が新聞社に
わたしの友だちに「サンタクロースなんているもんか」っていっている子がいます。(中略)ほんとうのことを教えてください。サンタクロースって、いるんでしょうか?
という質問をしました。その子の名はバージニア。すると新聞社は心が温まる答えを出しました。本書からの引用です。

あなたの友だちは「サンタクロースなんているもんか」といっているそうですが、その子はまちがっています。(中略)サンタクロースがいる、というのは、この世の中に愛や、やさしさや、思いやりがあるのと同じくらい、たしかなものです。(中略)サンタクロースがいなかったら、すなおに信じる心も、詩も、夢のような物語もなく、人はちっとも楽しくないでしょう。私たちが感じるもの、目で見たりさわったり聞いたりできるものだけになってしまいます。サンタクロースがいないだなんて!うれしいことに、サンタクロースはちゃんといるし、これからもずっと生きつづけるでしょう。今から一千年たっても、いえ、その百倍の月日が流れても、サンタクロースは子どもたちの心の喜びとして、ずっとずっと、生きつづけることでしょう。

難しい説明になりますが、目に見えるものだけを信じてはいけない、大切なのは愛や思いやり、だという事ですね。素晴らしい言葉ですねぇ!この社説は今でも語り継がれています。
ただ、バージニア本人は「わたしは、サンタさんはいるの?という質問をしただけで、たいしたことをしたわけじゃないのよ」といったそうで。

バージニアはやがて学校の先生になりました。
昨年紹介したサンタクロースっているんでしょうか?と大きく違うところは、記者が答えを出すまでの様子や、バージニアのその後がかなり詳しく出ている事ですね。それをバージニアの孫が自分の子供に語って聞かせているという設定なんですね。
読んで、バージニアはいい先生でもあり、いいおばあちゃんだったんだろうな・・・。と思いました。
いや~、最後は泣きましたよ!

最後のページにはこの社説の原文(訳す前の文)が出ていますよ。

サンタクロースはいないんだ・・・、と落ち込んでいるあなたへ。一度読んでみてはいかがですか?
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0