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義男の空 [実話、エッセイ]

今回も読書感想の宿題にふさわしい一冊を紹介します。
ある番組でも紹介された漫画です。





漫画ですが、ジャンルはあえて「実話、エッセイ」にしておきます。

北海道に実在する小児脳神経外科医の人生と功績を描いたお話です。この漫画の作者は、自分の子供の命を救ってもらった恩返しにという事で、自費出版したそうです。なかなかいい外科医だそうです。
読む度に、命とは何か、家族とは何かについて考えさせられます。

それだけではありません。昭和の札幌の様子も詳しく描かれています。しかも、今はなき望楼(火の見やぐら)も出ているので、当時の札幌を知る上では貴重な一冊です[わーい(嬉しい顔)]

今時の漫画にしてはめずらしく、泣けるシーン[もうやだ~(悲しい顔)]も多いので、ぜひ後世に伝えたい一冊です。

最後のページには、ここに出ている外科医と作者の対談、原画らしき絵も出ています。

絵は板の木目など細かいところまで実によく描けてますし、ストーリーもしっかりしています。


漢字にはちゃんと振り仮名もふってありますし、小さいお子さんでも読めます。
今のところは7巻まで出ていますが、これからどんどん出ると思います。


漫画の感想文はダメだといわれそうですが、これなら先生も許してくれるかも・・・!


他の漫画と比べれば千円以上と、ちょっと値は張りますが、かなりおススメです。
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