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大五郎は天使のはねをつけた [実話、エッセイ]

夏休みは読書の感想の宿題もあると思います。
何の本にすればいいのか悩んでいる子も多いと思われます。そんなあなたに、おススメの一冊があるんですよ・・・。


大五郎は天使のはねをつけた (人間と動物・愛のシリーズ)

大五郎は天使のはねをつけた (人間と動物・愛のシリーズ)

  • 作者: 大谷 淳子
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 1980/01
  • メディア: 単行本



     

今回は泣ける一冊を紹介します。
手足がない奇形ザルを支えた一家の本当にあったお話です。
著者の元に一匹の奇形ザルがやって来ます。そのサルに「大五郎」と名付け、一緒に暮らしはじめます。
やはり奇形ザルゆえか、、一家に対する風当たりも強かったと思われます。いろんな苦労があった中、おサルさんと2年4ヶ月の間楽しく暮らしたそうです。
そして、おサルさんが死んだあと、著者はの記憶はしばらく途絶えてしまいます(ペットレス?)

読んだあとは泣きましたよ[もうやだ~(悲しい顔)]
当時の様子が、○月×日と、日記形式に書かれています。随所には、その時の写真も出ています。

公害のおそろしさ、命の大切さ、愛する心、いろんな意味で読み手にうったえる一冊です。
文字は大き公害のおそろしさ、命の大切さ、愛する心、難し言葉も少ないので、小学生にも読めそうです。
大人なら30分ほどで読めると思います。


あと、こちら↓もありますよ[わーい(嬉しい顔)]


ありがとう大五郎 (新潮文庫)

ありがとう大五郎 (新潮文庫)

  • 作者: 大谷 淳子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1997/03
  • メディア: 文庫




ちなみに、どちらも絶版になっています。いい本なので、再販してほしいです。

ただ、前者のほうは非常に読みやすいので、読書感想の宿題にもおススメです。
読んでみたい方は図書館を探してみてはいかがですか。
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