SSブログ

群れない力 [自己啓発]

今回もクリスマススペシャルをします。えっ?「クリスマスはもう終わっちゃったよ」ですって?まぁ、そう固い事いわないで。アメリカではまだまだクリスマスですよ(笑)。
今年のクリスマスは誰も来なかった・・・、というあなたへ。今回改めて紹介したいのがこちら↓の一冊です。


群れない力 [ 関口智弘 ]



人間関係で悩んだ時、孤独を感じた時の対処法。1人で強く生きるためのヒントが書いてある本です。

34ページには、一生の友達はいるわけない、と書いてあります。まぁ、大雑把にいっちゃえば、友だちにあまり期待するんじゃない、って感じですね。
ここは、17年前、友だちを事故で亡くした私にとっては、なんか救われたような感じがしました。それまでは、一生付き合える友だちだと思っていたのに・・・!と裏切られたような感じがしていました。

95ページにはお金の貸し借りについて書いてあります。ここを読んで、「絶対だめ!」といいました。そうです、お金の貸し借りは、人間関係を悪くします。そういえば、「お金を人に貸すと2つを失う。1つはお金、もう1つは友情」という言葉をどこかで聞きました。
まぁ、「今日お財布忘れちゃったから、1000円貸してくれる。明日返すから」というのであれば、話は別ですけどね。

102ページにはすごく面白い事が書いてあります。
しかし、生活の都合でどうしても、清算するのが難しい人間関係もあります。その最たる例が会社の人間関係です。
組織で働く以上、あなたには役割が与えられており、その職務を全うするには最低限の人付き合いが必要です。それこそ、大組織になると、社内営業などという超バカらしい人間関係を余儀なくされる事情もあります。
(中略)ともあれ、そういった涙ぐましい人づき合いの努力をしないと、仕事すらまともにやらせてもらえないというおかしな仕組みがどこの会社にもあるようで。ムカつくなーと思いながらも、我慢してました。
でもって、かつての私同様に、生活費を得るために、やむを得ずそんなしょーもないつき合いを余儀なくされている。それが日本のサラリーマンの現状なのです。と。

110ページの、気の合わない取引先との付き合い片、というところにはこう書いてあります。
「お客さんは神様です」って、誰が最初に言い出したのかわかりませんが、これを勘違いして自分を神様だと思っているたちの悪い客ってかなりいます。と。
確かに、その通りですね。行儀の悪いお客さんも少なくないですよね。つまり、お客さんもマナーを守りなさいよ、って事ですね。

131ページには、近所づきあいについてこう書いてあります。
はっきり言って、ご近所づき合いというのは一度でもストレスを感じ始めたら、その時点で修復は不可能です。どちらかが、その環境からいなくならない限りは絶対に解決しません。
これ、賃貸とかなら話は別ですが、持ち家だとさらにストレスが増大します。それこそ、お互いが持ち家だったら、どちらかが死ぬまでつき合いをし続けなければならないわけですからね。
と。で、一番いいのが、たとえ相手がどんな人であっても、どんなにムカつく人であっても、できるだけ相手にしない事なんですって。

「あんまり人をあてにするんじゃない」とか、「もっと気楽に考えたほうがいいよ」、とか、「まずは自分を大切にしなさい、他人の事はそれからでもいいんだよ」とか、「他人を変えるよりも、自分が変わりなさい」いう事を教えているんですね。あと、「悪い奴とつるんでいるぐらいだったら、一人でいたほうがいいよ」ともいっているみたいですね。
読んで、思い当たる事がある、という方もいるのではないでしょうか。
全体を通していうと、「人間関係に疲れたら、無理しないで一度リセットしなさいよ」といってるんですね。

私としては、どうしても友だちや受け入れてくれる人がいなかったら、いっその事、開き直って、孤独そのものを楽しんでみるのもいいと思いますよ

職場で人間関係に悩んでいる方もぜひ読んでみてください!
すごい言葉も多いですが、人間関係に疲れた人を優しく慰めてくれる一冊です。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。