SSブログ

クラシックソムリエ検定問題集 [音楽]

クラシックソムリエブックvol.4  クラシックソムリエ検定 エントリークラス 公式問題集


クラシックソムリエ検定エントリー版の問題集です。問題は全て4択問題となっております。

私が今週受けた、クラシックソムリエ検定のために買った参考書です。

一番簡単なやつとはいえ、かなりマニアックですよ。

問題に出るのは曲名だけではありません。例えば、第九を歌うのは何楽章か、この作曲家のお墓はどこにあるでしょうか、この楽器はなんのために作られたものでしょうか、など、クラシック音楽に関する事が出題されるのです。あと、作曲家のエピソードや、音楽の記号について、この映画に使われた音楽なんでしょうか、なども出ます。

例題を幾つか紹介します。

引っかけ問題みたいのもあります。例えば、
結婚2か月で精神を病んで入水自殺を図った人は?
①ドビュッシー ②シューマン ③ハイドン ④チャイコフスキー
正解は④。チャイコフスキーです。確かに、シューマンも自殺を図りましたが、結婚が原因で自殺しようとしたのはチャイコフスキーです。

あとは、紛らわしいのもあります。例えば、
シューベルトの遺作(死んだ後に残された作品)は?
①白鳥の湖 ②白鳥の歌 ③白鳥の騎士 ④白鳥を焼く男
正解は・・・②、「白鳥の歌」です。「白鳥の湖」は、お馴染みチャイコフスキーの作品ですし、白鳥の騎士は「ローエングリン」の主人公。「白鳥を焼く男」って・・・、本当にある曲ですが、シューベルトはそんな残酷な事するかな・・・。

バッハは「小川」という意味だそうで。まさに「小川さん」ですね。ちなみに、ベートーヴェンは「小川ではなく、大きな海だ」とバッハを讃えていますが。

「自分はもこんな年だし、本当にやりたい仕事をするのは今さら無理なんだ。だから今の仕事を我慢してするしかないんだ」と、あきらめている方へ。ロッシーニだって44歳で料理の道に入ったんですよ!だから何も遅くないんですよ。

ラ・フォン・ジュルネ音楽祭がはじまった町はナントだそうで。まさに、何と(ナント)ビックリ!

女癖の悪いドビュッシーは、ツッコミどころがいっぱいですよ(笑)。

他人の評価がまだ気になる方へ。ストラヴィンスキーの「春の祭典」が、バレエ付きではじめて演奏された時は、観客たちが「気に食わない」とばかりに大騒ぎを起こしました。しかし、11ヵ月後、また演奏された時は大成功しました。仮に物事が悪いほうに行ったとしても、何とかなるもんなんです。
勿論、「春の祭典」は、今では人気作品ですよ(笑)。

それにしても、5歳ではじめて作曲したプロコフィエフはすごい!きっとモーツァルト並みの天才児だったんだろうな・・・。


と、いう感じに音楽に関する知識がいっぱいです。

興味のある方は勿論、あと「我こそは!」という方はクラシック検定を受けてみてはいかがですか。
あと、話のネタや、ちょっとした話題作りにもいかがでしょうか。