冬虫夏草ハンドブック

今日は図鑑の日、という事で、ちょっと珍しい図鑑を紹介します。













冬虫夏草の図鑑です。ご存じだとは思いますが冬虫夏草は虫に生えるキノコの事です。
冬虫夏草は日本だけでも300種類超えるそうで。
冬虫夏草とはいっても、昆虫だけではなく、クモに生えるものやツチダンゴに生えるのなど、実に様々です。私が一番見てみたい冬虫夏草はセミの幼虫に生えているセミタケです。
勿論、冬虫夏草が生えた虫は死んでしまいます。なので、すべての昆虫が成虫になれるとは限らない、という事を改めて知りました。
で、虫に生えるキノコという事は、つまり冬虫夏草を探す時は、虫がいそうなところを探せばいいのです。例えば、朽ちた丸太や切り株などですね。

何と中国では、冬虫夏草は食用や薬草としても重宝されるそうです。
で、冬虫夏草の言葉の由来は、昔の人は虫にキノコが生えているのを見て、草と虫の両方に変身できる生物、と考えたからだそうで。

ところで、もしこれが人間に生えるキノコだったら・・・。考えるだけでも背筋が寒くなりますね。

コメント 4

こんばんは～
「人間に生えるキノコ」
ググってみたら、グロ画像が多いです。
なんか気持ち悪くなりました。
決してググらないように(笑）
by don (2020-10-28 22:39) 

>donさん

怖いもの見たさで、人間に生えるキノコを見てみました（苦笑）。
確かに、気味の悪い画像がいっぱいでした！
あと、肺にキノコが生えて来る事もあるんですね（笑）。
by のべる・K (2020-11-01 23:49) 

こんばんは。またも長らく空けてしまい申し訳ございません。

冬虫夏草、外観はグロテスク、寄生種の菌類、と特徴だけを追っていくとどこまでも気持ち悪く、薄気味悪いですが、 のべる・K様がご説明されての文面のように、漢方薬として目の玉が飛び出るくらいの額で取引される非常にレアなキノコなんですよね。小生が発見して、雀の涙くらいの額程度に代えられるのはせいぜいサルノコシカケくらいかな(苦笑)

SF小説や特撮＆アニメの類などではしばしば、人間に寄生して操ったり怪物化するキノコや、中には人間と同等の知能を携えて地上の支配者としてとって代ろうとするエピソードが描かれたりします。
大抵がストーリー的にもぞっとするような類ばかりなので、せめても実に現実ではそういった種がミューテーションを起こして誕生するようなこと、皆無であって欲しいものですね。
取り分けて現時点、コロナ禍においてただでさえ人類、なかなか打つ手もないままに四苦八苦している次第でもありますから。
by ステイク・ミディアム (2020-11-03 22:29) 

＞ステイク・ミディアム さん

見た目は不気味ですが、魅力的なキノコです。
勿論、食べられるキノコの部類に入ります。

確かに、人間に寄生しては心を支配する生き物のお話は腐るほどありますが、それらは決してウソではありません。
いつもいうように今はコロナで大変な時。感染しないようにしなければなりません。
by のべる・K (2020-11-06 21:54)