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ぷれぜんと [絵本]

夏もいよいよ終わりですね。
なので、今のうちに夏にふさわしい一冊を紹介します。


ぷれぜんと: 勇気がでる絵本

ぷれぜんと: 勇気がでる絵本

  • 作者: nicolabel
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: Kindle版





海の底にタコさんが住んでいました。タコさんは恥ずかしがりで家から出てきません。家の中からただただ外を眺めるだけでした。
他の魚たちは気を使って声をかけてくれるのですが、タコさんは出てきません。
そんなある日、嵐がやって来ます。タコさんは流されていたヤドカリさんを助けます。
やがて嵐が過ぎて、何日か経ったある日、ヤドカリさんから手紙が来ます。何と「ボクの誕生日パーティーに来てほしい」との事でした。タコさんはキレイな貝殻をプレゼントする事にしました。そして、いざ外に出ようとすると・・・。小さい時からずっと中にいたため、そのまま体が大きくなって家の中でつっかえて出られなくなっていました。そして、みんなに手伝ってもらってやっと外に出られます。
そして、タコさんはいつしかみんなとすっかり仲良くなっています。
そして、ヤドカリさんにプレゼントを渡す事ができました。


あと、引きこもりの方にもぜひ読んでほしいですね(笑)。
引きこもりから立ち直るためには、このタコさんみたく勇気を出して一歩踏み出す事と、そして何より周りの助けが必要なんですね。
nice!(2)  コメント(4) 

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コメント 4

don

引きこもりじゃなくても、
気後れして、自分から一歩踏み出せないことってありますよね。
勇気を出すのは、どんな人でもむずかしいことです。
by don (2020-08-31 20:25) 

のべる・K

>donさん

実は私もなんです~。周りから嫌な顔されないか、失敗したらどうしよう、など、いろいろ考えちゃうとなかなか一歩踏みだせないんです・・・。
by のべる・K (2020-09-01 00:09) 

ステイク・ミディアム

毎度連レス失礼いたします。

これまた、ユーモラスなハナシですね♪
大雑把なシチュを拝見すると、井伏鱒二先生の「山椒魚」を彷彿とさせますが、あちらはどこまでも山椒魚がヒッキーであるだけでなくひねくれ者のまま終わってしまうのに対して、こちらはタコさんがみんなの手助けもあって仲良くなれるというのがホッとさせられます。基本、幼少の子供たちも対象に含めた童話ですから、「山椒魚」のよううな流れだと劇毒でしかないですけどね(苦笑)

こういう一冊はもっと「大人も楽しめる童話」としてアッピールされても過ぎることがないんじゃないかな?
良き一冊のご提供、心より感謝申し上げます(*^-^*)
by ステイク・ミディアム (2020-09-12 12:50) 

のべる・K

>ステイク・ミディアムさん

はい、ユーモラスいっぱいのお話です!
ここにもコメントありがとうございます。
「山椒魚」は初耳です!早速調べてみました。興味深いお話なので機会があったら読んでみます!
勿論、これは子供向けの話なのでほのぼのとした感じに書かれています。
はい、大人が読んでも面白いと思います。
by のべる・K (2020-09-14 22:33) 

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