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クラシックソムリエ検定公式テキスト [音楽]

今日、クラシックソムリエ検定受けて来ました!クラシックソムリエ検定とは、曲名については勿論、作曲家のエピソードなど、クラシック音楽についてどれだけ知っているか、というテストみたいなものですね。
はじめての人は一番簡単なエントリーから受けないと、上のクラスを受けられない事になっています。
エントリーを受けるとその次のシルバーを受ける資格が与えられます。シルバーの点数がある程度高いと、最も難しいゴールドが受けられるようになります。
私は勿論、はじめてなので、エントリーからです。
あらあらすみませんね(笑)、前置きがちょっと長くなってしまいましたね。さて、本題に行きますか。



クラシックソムリエ検定公式テキスト ~世界で一番やさしいクラシック音楽入門の本~ (クラシックソムリエブック)



クラシックソムリエ検定用のテキストですね。作曲家のエピソードは勿論、有名な曲についてのお話や、作曲家が活躍した時代についてなど、試験に出るような事がいろいろ出ています。

まずは例題を1つ。次のうちカツラじゃない作曲家は?
①ベートーヴェン ②バッハ ③ヘンデル ④モーツァルト
正解は①。ベートーヴェンです。

ベートーヴェンをはじめ、作曲家は変な人が多いですね。そのせいか、行く先々でトラブル起こしている人も少なくないわけで。ストーカーした人や落ちこぼれやら、実に様々です(苦笑)。でも、変な人だからこそいい作品が思いつくのかな・・・。
まぁ中には、ハイドンやエルガーみたく、まともな人もいますけどね(笑)。

あまり知られていない作曲家も実に多い事!例えば、キュイとかスクリャービン、オネゲルなど、マニアにしかわからないような、作曲家もいます!

モーツァルトやハイドンなど、大昔の作曲家は作品をたくさん残しましたが、現代に近くなると、作曲家の作品の数も減っているような気がするのです。

パガニーニは自分の秘密を守る主義で、協奏曲が演奏された後は楽譜を回収してしまったそうで。そして死ぬ間際に自筆の楽譜を燃やしてしまったとか。そのため、多くの作品が失われたそうで。なんていうか、よく陶芸家が自分の作品が気に入らないと自分で割ってしまうのに近いですかね・・・。
録音と撮影ができる今は、演奏された後に楽譜を隠したとしても、自分の作品を完全に隠すのは難しいと思われます。

ラフマニノフは、ボロクソいわれて心がまいってしまったとか。でも、ある医者(カウンセリング?)のおかげで立ち直ったとか。
誰かに責められて落ち込んでいる方は、ラフマニノフを思い出してみてはいかがでしょうか。このような経験をしている人は作曲家に限らず、意外といますよ。そ・れ・に、人生いつでも立ち直れるんですよ(笑)。

何とビックリ!何も演奏しない曲があるとか!

自分はもう歳だから無理だよ・・・、という方へ。ブルックナーやヤナーチェクみたく年取ってから認められた人もいますよ(笑)。だからあきらめないでください。
あと、別な仕事をしながら作曲していた人もいますよ。なので、サラリーマンかバイトしながら、作曲家をやってもいいと思いますよ(笑)。

(小説など)自分の作品がいまだに出来上がらないという方へ。ブラームスだって1つの交響曲を仕上げるのに20年かかってるんですよ。だから、焦らなくても全然大丈夫ですよ。

コンサートの楽しみかたやマナーも出ています。
コンサートの時は勿論、飲食は禁止ですよ!あと、携帯は電源を切ってくださいね。
そうそう、拍手するタイミングは、全ての楽章が終わった後、指揮者が手を下した後、というのはコンサートの暗黙のルールみたいなものですね。

最後は、音楽の用語集と例題集もあります。


興味のある方は、クラシックソムリエ検定に挑戦してみてはいかがですか!
ここに書いてある事の8割がテストに出ますよ。
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コメント 2

don

こんにちは~
クラシックソムリエですか。
カッコイイですね!

変な人が、他の人とのズレを、芸術に昇華できるのだと思います。
何かを埋めようとして、作品に打ち込む。
凡人は、なにも生み出せません。
by don (2015-11-10 12:30) 

のべる・K

>donさん

今週、受けて来ました!

常人とはどこか違う。だからこそ、他の人が思いつかないような作品が描けるんですね。
そうです、人と違う事をしないと新しいものができないのです。
by のべる・K (2015-11-10 21:16) 

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