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ソウルサクリファイス [ゲーム攻略本]

ソウル・サクリファイス 公式ガイドブック (ファミ通の攻略本)


ソウルサクリファイスの攻略本です。

主人公はマーリンという悪い魔法使いに捕まってしまいます。マーリンから逃れるためには、リブロムというしゃべる日記帳を読み進めるしかありません。その日記帳に書かれてある事を体験しながら、魔法の力を手に入れて最後はマーリンと戦うって感じですね。魔法には魔法で戦えって事ですかね。

リブロムの中には攻略法やゲームの遊び方が書いてあります。勿論、登場する土地や魔物のエピソードも満載です。
操作法はモンスターハンターに近いですね。モンスターハンターと大きく違うところは魔法を使って倒すというところですね。それと魔物を倒した後は、「生贄にするか、救済する(助ける)か」どちらかを選ばなければなりません。ゲームとはいえ、魔物を生贄にすると罪悪感にかられます。

人型魔物は大きくとても強くて、生半可な魔法では歯が立ちません。小さな魔物をたくさん倒して、レベルを上げて、より強い魔法を手に入れなければなりません。
マーリンの強さはハンパじゃないですよ。

人型魔物は元々人間。魔物になって大暴れするにも、それなりの理由があったんですよ。まぁ、「盗人にも三分の理」ですかね。
グリフォンなど、同情の余地のない奴はどんどん生贄にしています。
生贄にする理由も助ける理由もないけど、つい助けてたくなる魔物もいます。
人型魔物は大抵は命乞いしますが、中には自分から生贄を望む魔物もいます。

人型魔物はある程度ダメージを受けると、悲痛な叫び声をあげたり、駄々をこねたりします。その度に「へっ!バカタレが!本当は甘えたいクセに・・・(笑)」とか「うるさいわねぇ」とか「あー!もう!わかった、わかった!」といいます。そして、助けると決めた魔物には「暴れるんじゃない、キミを助けに来たんだ」といいます。

記憶のかけらを集めるゲームでは、その舞台に関わる人物の悲痛な叫び声が聞けます。

ゲームを進めていくうちに、マーリンとリブロムの意外な正体が明らかに!
モルガン・ル・フェは最初マーリンのストーカーかな?と思ったのですが・・・。
マーリン、セリフもシブくてカッコいいです。

そして、エレインにまつわるエピソードでは、魔物を助けるというのがクリアの条件です。大丈夫、ご安心ください。他の魔法使いが襲ってくる心配はありませんし、何より魔物たちも同情の余地のあるヤツらばかりですから。そして、エレインの正体についてもこれまたビックリ!

魔物から攻撃を受けたり、人型魔物を助けると、仲間に怒られる事もあります(笑)。
全体的にダークな内容ですが、ツッコミどころ満載です。
どうでもいいけど、リブロムをはじめ、口が悪い登場人物が多いよ[もうやだ~(悲しい顔)]

さて、ソウルサクリファイスについて自分なりにちょっと考察してみました。ゴーストについてのエピソードでは、男に困らず、遊びふけっていたために、感染症にかかったと書いてあります。おそらくこれは、性病だと思われます。性病とは、性行為によってうつる病気の事ですよ。

フェニックスのエピソードでは、幻覚を見る薬の話があります。この薬は麻薬の一種ではないかと私は推測しております。

クラーケンとタルタロスの廃墟の物語は、自分が長い間守って来たものや大切にしていたものを失ってしまうというお話です。こうなるとおそらく、体の一部をえぐられたような感覚になってしまうんですかね。

砂漠の方舟ノアとヘリオス火山のエピソードは、命を助けてもらったものの、その恩を忘れてしまった人たちのお話でした。まさに、のど元過ぎれば何とやらですかね。簡単にいえば、苦しかった事も、過ぎ去ってしまえば忘れてしまうって事ですね。でも、忘れてはいけないんですよ。

貧しいために、スライムになってしまったという話もあります。これは「貧すれば鈍する」という事を教えているような気がします。あ、「貧すれば鈍する」というのは、どんなに賢い人でも、貧しくなると愚かな事をする、という意味ですよ。

愛情を受けなさすぎると、リヴァイアサンのように心が荒れてしまいますし、かといってべヒモスみたく甘やかされていると、それはそれで、ダメ人間になってしまいますよね。

このゲームの設定は魔物が正体を現したら生贄にする。それが魔法使いの掟(決まり)なのです。
しかし、掟をやぶって、人型魔物を助けると、他の魔法使いに命を狙われる事もあります。これは現実の世界で起きているいじめにも似たようなところがありますね。いじめられている者をかばうと、それはそれで今度は自分がいじめの対象となってしまう。

魔物たちの見た目は気持ち悪いのですが、本当は甘えん坊か寂しがり屋なんじゃないかな?と思うのです。

のこゲームは、おどろおどろしい内容を通して、現実を教えていると私は解釈しております。
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