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私パチンコ中毒から復帰しました [思想、哲学]

いろいろあり過ぎて、更新する気力をなくしていました。あと、雨が続いているので気が滅入っていました。
それはさておき、今回はこちら↓を紹介します。

【送料無料】私パチンコ中毒から復帰しました [ 本田白寿 ]



自分の知り合いに、パチンコ依存症の人がいるため、何かヒントはないかと思い、買いました。
なんでジューンブライドにパチンコ中毒が関係してるの?とお思いのあなた。もし婚約者がパチンコ依存症になってしまったらどうしますか?え?私には関係ない、ですって?何をいってるんですか、人生何が起きるかわかりませんよ!

著者が自分の経験を基に、パチンコにハマるとどうなるか、どのように生き方を変えて行くかなど、パチンコ依存症から立ち直るためのヒントを語って行きます。
パチンコ依存症だった著者はウソや借金を重ねてしまい、あげくの果てには離婚に追いやられてしまいました。いろいろ調べてみると、パチンコ依存症の多くの借金は300万円だといいます。著者も300万円ほどの借金を抱えていたといっています。

私が最も興味を持ったのが、134Pからの、今自分に与えられている課題を果たしていくだけで、親はよろこぶ、というところです。そこにはこう書いてあります。以下本書からの引用です。
もう一度赤ちゃんのころを考えてみましょう。
自分が赤ちゃんだったころ、自分の両親は自分が生きているだけで喜んでくれました。食べて、寝て、泣いて、うんちして・・・・・・それだけで両親は大喜びだったのです。
よく「赤ちゃんは寝るのが仕事だ!」と言いますよね。これは、「赤ちゃんに与えられている課題はしっかり育つことだ」という意味です。食べて、寝て、泣いて、うんちして・・・・・・は赤ちゃんがその時に与えられている課題をしっかり果たしている状態です。だから親はそれを喜んでいるのです。
赤ちゃんに対して、
「なんで勉強しないんだ!」とか、
「なんで家事をしっかりしないんだ!」
などと叱る親なんていません。
赤ちゃんには赤ちゃんに与えられている課題があって、それを果たしていれば親は喜ぶのです。
(中略)つまり、人にはその時その時に与えられた課題があって、それに取り組んでいる時には親は喜びます。
と。ここを読んだ時私はハッとしました。人間には場所、状況、年齢に見合った課題が常に与えられる、そして無理な課題は決して来ないという事に気付いたのです。という事は逆にいえば、その与えられた課題は、ちょっと頑張ればできる事なのです。それから私は、今できる事を頑張ろう、と心に決めました。

私はパチンコはしないのですが、この本も私の生き方を少しだけ変えてくれました。あ、勿論、「いい意味で」ですよ(笑)。
どうしてもパチンコがやめられない方は勿論、家族、または恋人がパチンコ依存症だという方や、知り合いにそのような人がいる、という方も読んでみてはいかがでしょうか。
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