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これで完璧?ストーカー撃退法! [社会]

おとといのテレビ番組ではネットストーカーについてやっていました。今回もストーカーについてお話しします。





ストーカーを追い返す知恵や知識が書いてある本です。

その他にも、そもそもストーカーとは何か、ストーカー行為に走る原因、どこまでやったらストーカーになるのか、ストーカーの様々なタイプなどが出ています。読んでみたらこの前紹介した本と同じような内容ですが、大きな違いは、どのようなタイプがストーカーの狙われやすいのかが詳しく出ているというところですね。

確かに、ストーカーにもいろんなタイプがあるのですが、被害を受けやすい側にもそれなりのタイプがあるんですよ。

①母性的であること(人を受け入れることができる)
②同情や教官しやすい
③責任感が強く、面倒を見たり尽くしたりする。
④罪の意識をもちやすい。人を許そうとする。
⑤自己犠牲が得意で、我慢強い。

だそうです。その他にも仕事をテキパキとこなす、や、基本的に真面目、協調性があるなど。

(本書からの引用)
もしあなたが、このようなタイプの女性なら、被害と行かなくとも、過去にストーカー的行為を受けたことがあるのではないのでしょうか。
と書いてあります。恥ずかしながら私も①~⑤までのタイプの中で、幾つか当てはまる事があります。

それから著者は、
私が思うに、母性が強く、菩薩的要素を、もった人は被害を受けやすいのではないかということです。(中略)相手をあるがままに受け入れ、愛そうとするので、相手を恐いと思っても「NO」という事ができません。この拒絶できずに受け入れ用としてしまう健気さがストーカー被害をまねいてしまうといえるでしょう。
と語っています。

また、
人は皆、自分を変えることはできても人をかえることはできないのです。そのため「この人をかえよう」などと思ってはいけないのです。しかし被害を受けやすい人は、意識、無意識にかかわらず、そう思ってしまうことがあるようです。
と書いてあります。
確かにその通りですが、それはストーカー側にも同じ事がいえるのではないのでしょうか。例えば、「相手を何としてでも振り向かせてやる」「いつか自分の事を『好き』といわせて見せる」という感じで相手を変えようとしていると思われます。つまりお互いに、「この人を変えよう」と思っているケースが少なからずあるのではないかという事です。

さらに、こう書いてあります。
現実的で堅実で浮世離れをした部分がある。大人でありながら少女のような感性をもある。そんなアンバランスな要素から性格的もろさが垣間見えるのでしょう。そんな弱点をストーカーはなぜか見抜く事ができるのです。
ストーカーにとっては、受け入れてくれて、かつ、いじめ甲斐のある女性である事が重要なのです。
と。って事はストーカーだって弱い者いじめしてるって事じゃん[がく~(落胆した顔)]

それから、(つきまとい、など)ストーカーの手口、ストーカー規制法について、告訴状の書き方なども出ています。
で、ストーカーの多くは元恋人(または元配偶者)だそうです。つまり、何らかの形で別れてもそれを認めたくない人たちなんです。要は相手が自分の思いどおりに動かないと気が済まないのです
ストーカーは相手に対して母親のような愛情を求めているそうです。それゆえに、恋人に見放される事を極度に恐れるそうです。つまりこういう事です。
また本書からの引用です。
「母親なら何をしても受け入れてくれる」という固定観念から、相手にひどいことをしても最後は受け入れてもらえる、という幻想を抱いているのです。
ストーカーは相手の気持ちを考えずに、自分の欲求のみで他者との関係を築こうとします。しかしそれがうまく行かず、関係を続けることがむずかしくなったとき、ストーカー行為は、相手との別れを拒む悪あがきともいえる行為なのです

勿論、まったく面識のない人からストーカー行為を受けるケースもあります。この場合は、その人がたまたま昔の恋人に似ていたから、などが主な理由だそうです。

そして、なんともうれしい事に[わーい(嬉しい顔)]、ストーカー別の対処法も出ています。
例えば、ストーカーが元恋人(元夫)の場合はこうすべきだとか、ストーカーが教師の場合はこうしよう、って感じで。勿論、ネットストーカーの対処法も出ています。


ストーカーに多いタイプは以下の3つだそうです。

まずは妄想系ですね。
事実を知っても認めようとはせず、自分の勝ってな思い込みで、相手も自分に好意があると信じてしまうタイプだそうです。なので、いくら相手が否定しても自分の都合のいいように解釈してしまいます。でも、それ以外の部分では至って普通で、ストーカーには見えないそうです。
メールなどで頻繁に連絡をしてきたり、新しい情報に敏感だったり、よく人にカマをかけるのも、このタイプだそうです。

次は自己愛系です。
これは自分だけを愛するナルシスト(うぬぼれ)だそうです。愛情ではなく、自分を認めてほしいがゆえに相手と付き合っている事が多いそうです。賞賛されるのが好きで、自分が否定されると相手に憎悪を抱くタイプです。「こんなにいいオレを認めないお前が悪い」って感じで。要はわがままですね(苦笑)。
ブランド好きだったり、自分以外の人間を褒める事を嫌うのもこのタイプです。

最後はボーダーライン系です。
これは境界性人格障害ですね。簡単にいえば精神病みたいな感じですかね。感情的に不安定でかなり危ないタイプだそうです。
人間関係が長続きしなかったり、ゆえに友達が少なかったり、職場をやたら変えたりするのもこのタイプです。

本書には書いていませんが、妄想系と自己愛系、妄想系とボーダーライン型、自己愛系とボーダーライン系の複合型も存在すると私は考えております。

ストーカーの被害に遭われた方や、将来は警察、または犯罪心理学者になりたい方におススメです。
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